エナメルリムーバー・除光液はどれも一緒?爪を痛めるって本当?

ドラッグストアやバラエティーショップにはたくさんの除光液が並んでいますね。

ピンクやブルーの液状のもの・コットンに染み込ませてパッケージされたものや

はみ出したところだけ拭える便利なペンタイプのもの。

うっかりテーブルにこぼしたら、ペンキが剥げてしまったことなどありませんか。

火気厳禁、と書いてあるけど危ないものなのかしら?

そもそも除光液って何からできているのでしょう。

今日は除光液についてお話しします。

 

ポリッシュオフしている画像

除光液の成分

主に除光液は2つのタイプに分けられます。

 

1 スタンダードなアセトンタイプ。

  • アセトン
  • プロピレングリコール
  • ポリオキシラノリン
  • トリエタノールアミン
  • オキシベンゾン
  • 着色料
  • 香料

 

2 ノンアセトンまたはアセトンフリータイプ。

  • 酢酸エチル
  • 酢酸ブチル
  • オキシベンゾン
  • プロピレングリコール
  • 着色料
  • 香料

アセトンか酢酸ブチルが主成分となっています。

 

使用上の注意点

火の近くで使用することは厳禁です!

アセトンは消防法で危険物第4類・第1石油類・水溶性液体に分類される引火性液体です。
揮発したアセトンの蒸気にも引火性があります。

13年前に渋谷のネイルサロンで実際に起きた事です。
コットンに除光液を含ませて上からアルミホイルを巻いてマニュキアを溶かしていたお客様。
そのサロンは当時着席したまま喫煙が可能でした。
咥えたタバコにアルミを巻いたその指先で、ライターを灯した瞬間・・・

「ボッ」っと音を立てて手のひらの大きさほどの炎が燃え上がりました。
幸いにもお客様は前髪を焼かれただけで済みましたが、お顔に火傷でもしていたら!
取り返しのつかない、とても恐ろしい出来事です。

除光液には引火するので、絶対に火にはつか付けないでください。
そもそもネイルサロンでタバコなんて言語道断、意識が低すぎるサロンです。

 

ゴシゴシこすったり頻繁に使用すると、お肌とお爪を乾燥させます。

除光液はマニキュアの主成分である、ニトロセルロースの皮膜を溶かし除去します。
それと同時に爪や皮膚の水分や油脂分も除去します。

中には油脂や高級アルコールなどが添加されているトリートメント効果の高い除光液もありますが、スタンダードではありません。

使用は週に1回まで。
こすらない落とし方を後半お伝えいたします。

使用中・使用後もすぐにキャップを閉めること。

溶剤類はとても揮発しやすいため、即座にキャップを閉める習慣をつけましょう。

保管の際も必ず気密容器に入れてください。

そしてもし移し換える場合(基本的にはオススメしません。)保管容器も材質を変質させることがありますので、気をつけて下さい。

塩化ビニル・ポリスチレン・ポリエチレン・ポリプロペンなど、キッチン用品に使用されている材質でも溶かしてしまうことがあります。

 

プロが教える除光液でマニキュアを落とす方法

用意するもの

除光液・爪の大きさの2倍ほどにカットしたコットン・オレンジウッドスティック

※万が一除光液がテーブルに垂れた時のために、キッチンペーパーを引いておきます。

マニキュアをオフする材料の画像

 

除光液をたっぷり(したたらない程度)コットンに含ませます。

少ないとすぐに揮発し、マニキュアが落ちません。

除光液をコットンに含ませている画像

 

爪の上にしっかり乗せます。そしてこのままゆっくり『20秒』数えます。

一度に5本とも載せたくなりますが、慣れるまでは2〜3本ずつの方が落としやすいです。

マニキュアを除去している画像

 

親指の腹をしっかりコットンに当てて、少し圧をかけながら一気に拭き取ります。

一度ですっかり落ちてしまいました。

マニキュアが綺麗に落ちた画像

 

でもまだ少し指の周りにマニキュアが残っています。

そこでオレンジウッドスティック。

コットンを巻きつけ、除光液を含ませます。

オレンジウッドスティックにコットンを巻きつけた画像

優しくあてて、『10秒』そのまま。

ゴシゴシせずに落とすことがポイントです。

オレンジウッドスティックで細部をオフしている画像

 

綺麗に落ちました!

ゴシゴシするより早いです。

マニキュアオフ後の指の画像

 

最後にオイルで保湿をお忘れなく。

つやつやに仕上がります。

※すぐにマニキュアを塗布する場合は油分はつけないでください。

オイルを塗布した指の画像

 

これがプロが行うゴシゴシするよりも、早く綺麗にマニキュアが除去できる方法です。

この方法なら、落としづらいラメのマニキュアもすんなり落ちてくれます。

ぜひお試しください。

ノンアセトンは爪に優しい?

私の個人的な意見としては

『ノンアセトンだから爪に優しい』とは一概に言えないと思っています。

それはアセトンの代わりになる、マニキュアをとかす溶剤が配合されていれば

同じことだと思うのです。

正しく使用すれば極端に爪や肌を痛める事はありません。

くれぐれもお子様やペット、そして火元に気をつけてご使用くださいね。

まとめ

除光液の種類よりも、使用方法を気をつけていただく事が大切です。