逆さまつ毛にエクステできますか?矯正できるって本当?

逆さまつ毛でお困りの方から『マツエクで矯正できますか?』とお問い合わせがありました。

世の中にはいろんなサロンが技術者がいますので、中には装着しても構わない・・という方もいるかもしれません。

先にお伝えします。私の答えは『NO!』です。

今日は逆さまつ毛の種類や症状について、逆さまつ毛にマツエクを装着するリスクについてお話ししましょう。

女性の目元の画像

逆さまつ毛って何?

本来であれば、外側に向かって生えているまつ毛。

それがまぶたやまつ毛の毛根部の異常により、目に向かって生えている状態を逆さまつ毛と言います。

そのためまつ毛が眼球に接触し、常に痛みと異物感があります。

抜いても一時的になくなりますが、また同じところに生えてくる厄介なものです。

上まぶた・下まぶたどちらも発生します。

 

逆さまつ毛の症状

  • まつ毛が目に当たる痛み
  • ゴロゴロした異物感
  • 涙が出る
  • 充血
  • 目やにが出る
  • 眩しさを感じる

 

どうしてマツエクで矯正できないのか?

そもそも、マツエクの施術自体が正しい判断とは言えません。

以下のリスクが考えられるからです。

  • カールが上向きのマツエクをつけても、内側を向いている毛を外側に向ける矯正にはならない。
  • 慢性的な眼球と逆さまつ毛の接触により、結膜炎や角膜炎などの眼病を患っている可能性があること。
  • 無理な施術により自まつ毛の多大なダメージにつながる事もあること。

マツエク技術者はお医者さんではありません。

マツエクでの矯正を期待するよりも、速やかに眼科医へ相談しましょう。

 

逆さまつ毛の種類は3つ

眼瞼内反症

まつ毛が内側に捲れこんでしまう状態。

先天性のものと、最も多い高齢者に見られる加齢性のものがあります。

加齢により眼の周りの筋肉(眼輪筋)や瞼の腱膜の断裂によるたるみが原因。

その他、病気や外傷による瞼の変形により多数のまつ毛が内側に向くことも。

 

睫毛内反症

まぶたがまつ毛に覆いかぶさる形で、内側に向いている状態。

まぶたの一部が内向き、もしくはまつ毛のみが眼球に向いている場合も。

先天性のもので 乳幼児・小児のように鼻柱が低く頬がふっくらし、まぶたの皮下脂肪が多く厚いために起こりやすい。

特に下まぶたの目頭に内反が起こりやすいがが、身体の成長とともに治る場合もあります。

 

睫毛乱生症

まつ毛の毛根部、またはその周辺で炎症が起こり、まつ毛がバラバラな方向に生えてしまう状態。

複数の場合と1〜2本の場合もあります。

 

逆さまつ毛の治療

  • 毛根部を電気針で焼く
  • 冷凍凝固
  • レーザー
  • 手術

乳幼児の内反症で5〜6歳になっても治らない場合や、症状が強い場合は点眼薬や手術を行います。

加齢性の場合はまぶたの皮膚や眼輪筋を一部除去したり、腱膜を再建するなど症状に応じた手術を行います。

1〜2本の逆さまつ毛の場合は、医師の診察のもとピンセットで抜くこともありますが、

また同じ所から生えてくることが多い為に一時的な治療となります。

抜いたところから炎症を起こす事もありますので、くれぐれも自己判断で行わないように!

医者と女性の画像

もしも異常を感じたら・・・

絶対に「こすらない、触らない。」

その場しのぎで目薬を差したり まつ毛を抜いたりする前に、速やかに眼科医へ相談してくださいね。

目元は非常にデリケート、自己判断は絶対にやめましょう。