黄色い爪、黒い爪、赤い爪・・・爪で病気が?健康状態がわかる?

爪は身体の中でも大切な皮膚付属機関です。

よく「顔色が良い」「お肌がツヤツヤしている」など言いますよね。

同じように爪の形や色でも健康状態を判断できるバロメーターになるんです。

病気による爪の変色や変形は、血液疾患や循環・臓器障害によって生じます。

なんと爪には過去数カ月分の健康状態が記録されているんです。

今日はその中でも比較的わかりやすい爪の色についてお話ししたいと思います。

ネチュラルネイルの手の画像

ピンク色

健康な人の爪はピンク色で艶があります。

爪の下の部位を爪床と言いますが、この爪床の表層には非常に緻密な血管網が形成されています。

この毛細血管の血流が正常ですと、爪は綺麗なピンク色に見えるのです。

 

白色

貧血

貧血を起こすと、顔色は蒼白になります。

同じように爪も貧血状態の時は白くなります。

肝硬変・慢性肝炎

10本すべての爪が白く濁った色になりますので注意が必要です。

腎疾患

ネフローゼの場合も爪が白くなることがありますので注意です。

赤色

血液の異常

多血症の場合は濃い赤色に変色し、一酸化炭素中毒ではサクランボのような赤色になります。

肺疾患

肺疾患が重症化した時はチアノーゼが生じ、紫がかった赤色になります。

紫色

血行障害

血行障害を起こすと指の爪が紫色になりますが、足の爪が紫色に変色している場合は

糖尿病・閉塞性動脈硬化症に注意です。

黒色

メラニン爪

爪の表面に黒い線が現れる場合と、広範囲に広がる場合があります。

主にメラニン色素に沈着によるもので、爪母に色素性母斑が存在する場合と爪母メラノサイトの色素の増加によるものが多いです。

乳幼児期に発生した場合は自然に消える特徴があるので、成人のケースとは別に考えられています。

悪性黒色腫

爪の表面に縦に帯状の線が現れ、初期の段階では色調も幅も変化がありません。

しかし次第に色調が濃く幅も広がり、褐色の色素沈着が爪下部にも広がってきます。

メラニン爪との見分けは難しいので、専門医に受診してください。

 

その他の全身疾患

アジソン病・甲状腺機能障害・ヘモジデローセス・薬剤の影響

細菌・真菌の色素にによる例も報告されています。

 

黄色

感染症

濁った灰色味を帯びたような黄色は、爪白癬・爪カンジタの疑いが高いです。

病変によるもの

指先のむくみを伴う黄変は、心・肺病変のため血液の流れが悪くなり起こることがあります。

また緑黄色野菜や柑橘類の過剰摂取でカロチン血症の場合もあります。

 

 

まとめ

小さな爪の中にも、健康状態のヒントが隠されています。

普段日常生活の中で、まじまじと爪を観察する機会はなかなかないか思います。

ましてや他人の爪を見ることもありません。

たまにはご自身の爪の色と家族や友人の爪の色を比べてみても、面白いかもしれません。

ぜひ健康チェックの意味でも、意識してみてくださいね。

そして異常を感じた時は、すぐに専門医にご相談ください。

 

ハンドケアをしている画像